できていても練習

明日（2月20日）は、いよいよ千葉県公立高校入試学力検査です。

国語道場の今年の受験生はみな、過去問でも県立そっくりもぎでも、どんなテストを受けても志望校に対する合格ラインを下回ることがないところまで鍛え上げることができました。

昨日の日曜道場にも、公立高校受験を控えた中3受験生が全員参加してくれました。もう十分に合格ラインを越えられているのに、それでもたゆむことなく最後まで勉強を続ける姿勢に、私は大変心を打たれました。本当に立派だと思います。

マルタ・アルゲリッチという世界的なピアニストがいます。彼女が、千葉県少年少女オーケストラのリハーサルを訪れた時の映像をテレビで見たことがあります。彼女はその際、オーケストラの子どもたちに「できていても練習しましょう」という言葉を残したことを思い出します。これぞ超一流の心構えといえましょう。その場で指導していた音楽監督の佐治薫子氏はすかさず子どもたちに、「皆さん聞きましたか？できても練習です」と復唱していました。

国語道場の今年の受験生たちには、いつの間にかこれに近い心構えができていたようです。彼らの入試での成功は、間違いないと確信しています。