子どもを簡単に塾に入れてはいけません
2014年06月30日
この記事のタイトルですが、塾を経営している者が、「塾に簡単に入れるな」とは何をいっているのだと思われるかも知れません。しかし、塾や習い事をただやらせていれば親の務めを果たしたことになるなどとはお考えにならない、子どもにしかるべく成長して欲しいと思われる方にとっては、大切なことですので、書いておきたいと思います。
この記事のタイトルですが、塾を経営している者が、「塾に簡単に入れるな」とは何をいっているのだと思われるかも知れません。しかし、塾や習い事をただやらせていれば親の務めを果たしたことになるなどとはお考えにならない、子どもにしかるべく成長して欲しいと思われる方にとっては、大切なことですので、書いておきたいと思います。
楽器を習ったり、吹奏楽団やオーケストラに入っていたりしたことのある方ですと、部分練習という言葉をお聞きになったことがあると思います。
この「『苦手』と『怠惰』を勘違いするな」という言葉は、塾長の創作です。「創作」と言っても元ネタがありまして、それは、元野球選手・監督の野村克也氏の「『スランプ』と『実力不足』を勘違いするな」という言葉です。選手の自覚を促すという意味で大変よい言葉だと思い、何とか子ども向けにできないかと考えて作ったものです。我ながらよくできていると思っています。
前回の記事で、子どもがゲームばかりやっていることと学業成績とはあまり関係がないのではないかということを書きました。子どものゲームを禁止したところで、子どもの学習時間が伸びるわけではないという実証的な研究があること、一流大学の学生の多く(特に理系)はおしなべてヘビーなゲーマーだということを紹介しました。
国語道場塾長の私も中学生と小学生の父親なので、子どもをどうやって勉強に向かわせるかということには、日々頭を悩まされております。
読書は,人生の全てが,決して単純でないことを教えてくれました。私たちは,複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても。国と国との関係においても。 ーー皇后陛下