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「子ども」は、決められた曜日と時間に勉強していれば、十分にやっていると思い込む

来週からいよいよ前期期末テストが各中学校でスタートしますね。
国語道場も、 今度の日曜日より、 恒例の定期テスト対策学習会「日曜道場」を実施 します。

試験範囲の内容を様々な形でしつこく練習させ、出来るだけ完璧な状態にしてテスト本番に送り出す所存です。
国語道場の塾生の中には、さっそく「今度の日曜道場くる人~?」などと声を掛け合っている子どもたちが見られました。
来週試験を控える轟町中の生徒だけでなく、緑町中の生徒たちも、今度の日曜日から参加しようという子どもたちがいて、感心しています。

こうして、勉強に向けて体が動くお子さんはよいのですが、世の中なかなかそういうお子さんばかりではありません。

親御さんが、 「もうすぐテストだけど、大丈夫なの?」 と聞きますと、
「大丈夫だよ。」 なんて答えてはいる。

まあ、「大丈夫」と言うお子さんで本当に大丈夫なのは、まずいませんね。
単にどうしようもなく現実が分かっていないか、現実から目をそらすことしかしようとしていないか、そんなところじゃないでしょうか。
それなりの成績を残すお子さんほど、テスト前は「やばい、やばい」言っているもんです。

なにぶん子どもの感覚です。なんといっても視野が狭い。塾に通っているお子さんなら、毎週決められた曜日と時間に塾に行っていれば、自分はやるべきことをやっていると思い込もうとします。

 人間だれしも面倒なことはやりたくないという気持ちもあるだろうし、自分が本当に危機的な状況にあることを直視せずに、安心したいという感覚も無意識にあるものでしょう。

 しかしですね、事実を冷静に考えてですね、週に2回程度塾で数学と英語だけ教わっていて、テスト前といっても国語は教科書を眺める程度、理科・社会はワークを1回やるくらい。理解も半端なら、自力でできていない問題があっても放置している状況で、よい成績なんてとれるわけがないですよね。

 基本的に塾で決められた曜日と時間だけの学習で、十分に良い成績を収められるケースはまずないです。そこからさらに反復練習、類題演習を重ねて何とかやっと・・・、というのが現実です。

 それに加えて、今年は特にどうなるか今から戦々恐々です。なぜかというと、夏休みが非常に短かったからです。

 「夏休み」の短かったことと、子どもの学力・成績との間に何の関係があるのかというと、それはもちろん学習時間としての「夏休み」が短かったことということになります。

 いつもの夏休みのように、1か月以上にわたって学校の授業が止まるというのは、復習をやるうえで本当に貴重な時間なんですね。

 そもそも学校の授業というのは、お国で決められた指導内容を伝えるタスクであって、その定着には責任を持っていない側面があります。

 そして習ったことを実際に子どもたちが身に着けられるかどうかは、完全に自己責任とされております。したがって、日本国民の家庭の指定の多くは、塾などに通ってその練習をしなければならなくなっているわけです。

 この制度の是非はここでは措いておくとして、そのために、多くのお子さんは学校で教わっていても、自力ではできないという単元をたくさん抱えております。
したがって、それを自力でできるようにするための練習期間がとても大切になってくるわけですが、夏休みはその意味で非常に重要な時間でした。それが今年度は2週間しか与えられませんでした。

 国語道場の生徒の中には、春の一斉休校期間中の道場での学習の貯金があったおかげで、短い夏休みでも、例年の生徒たちと同様のペースで復習を終えることができた者も数多くありましたが、全国的に見て、この夏の学習不足を抱えたままのお子さんは数多くいることでしょう。

 夏の学習不足は、夏休み前に教わった内容の未習熟をそのまま引きずっているということにほかなりません。
このようなわけで、今年はこの後どうなっていくか、今から本当に心配しております。

 どうでしょう。お子さんがテストに向けて「大丈夫。」と目をそらして答えているようなら、まずかなりやばい状況とみて間違いありません。テスト対策の学習会にはほうきで尻をひっぱたいて、送り出すのがよろしいでしょう。