2015年09月22日 12:14

辞書を買ったら最初にするべきこと

 そもそも家に辞書がないなんてことはありませんよね。

 国語辞典・漢字辞典、中学生なら英語の辞書。基本的には皆さんお持ちかと思います。

 色々な意見はありますが、私としては、小学生の国語辞典は小学生向けのもの、中学生の英語の辞書は中学生向けのものがよいと思います。そうでないと、まだ辞書に慣れていない子どもには情報が多すぎて、調べたがらなくなってしまうかもしれないからです。

 子どもさんが「この辞書には載っていない言葉が多い」というようになったら、さらに上級の辞書を買い与えればよいです。

 漢字辞典は、漢文を読むためのものも少なくないので、小中学生が日本語としての漢字を調べられるものにしましょう。

 国語道場の生徒たちは本当によく辞書を引きます。それで、すぐに辞書がボロボロになってしまいます。

 ということで、新しい辞書を追加購入。今年2回目です。

 状況にもよりますが、国語道場では基本的に「この字は何て読むんですか」とか、「この単語はどういう意味ですか」という質問に対してその答えを教えることはしません。

そういう時は辞書を引くんだ

ということを教えています。当たり前の話ですが、小中学生の学習指導で一番重要なことは、自分で勉強できる人間になるよう指導することだからです。

 これがまあ、ブラック企業で教室長がコロコロ変わるようなチェーン個別指導塾だと、こんなことも徹底できていないことがままありますね。私も西千葉に塾を開業する前は、某大手個別指導塾チェーンで働いていたことがありまして、そういう現場を何度も見てきているから言えるのですが。

 子どもが相手を見透かして「調べるなんて面倒くさい」と言えば、子どもの機嫌を損ねて塾をやめられては大変と手取り足取りとことん教え込む。そんなことをしていては、子どもに依存心ばかりが育って、結局自分の頭で考えて行動する人間には育ちっこないわけです。そんなことも分かっていない個別指導塾チェーンの指導者は少なくありません。

 もっとも、子どもを自分から勉強できない依存心の強い人間にすることで、チェーン個別指導塾名物の30万円とか40万円とかの法外な金額の夏期講習や冬期講習に参加せざるをえなくするという点では、「合理性」はあるのかもしれませんが。

 さて、閑話休題。

 辞書を買ったら最初にするべきことは、コレです。

 はい。まずケースとカバーを捨てましょう。

 ケースなんかに大事に入れて書棚に辞書をきれいに収納されているところを見ると、絶対この人辞書使ってないだろうなと思いますね。

 辞書は、調べたいと思った時にすぐサッと引き出せるようになっていることが大切。ケースなんかその妨げにしかなりません。

 マイ辞書は利き手の反対側に常に置いておいて、さっと手に取るようにしておいて欲しいと思いますが、手に馴染みにくいという理由で、カバーもいりません。手の上で蒸れたり、辞書本体とカバーがずるっと滑ったりするとか、辞書引きの邪魔にしかなりません。

 オクスフォードやロングマンの英語辞書なんて、ただのペーパーバックですよね。日本の辞書も、これでいいじゃないかと常々思っています。

—————

戻る


お問い合わせ先

国語道場(西千葉)

稲毛区緑町1丁目27-14-202
千葉市
263-0023


043-247-7115
お電話のお問い合わせは、火~土曜日の午後3時~9時
メールは24時間承っております。