2020年02月23日 23:22

【再掲】子どもの偏差値を40上げたお母さんの言葉

 塾の仕事をやっていて「得だ」と思う最大のことは、お子さんに対して素晴らしい接し方をされている親御さんとの出会いがあって、そうした方々の心構えや取り組みを学ぶことができることです。自分の子育ての中でも、そのような親御さんのお話をパクらせて(^^)いただくこともありますし、親としての自らのあり方を反省する機会になっています。

 現在国語道場では春の個人面談を実施中なのですが、そうした親御さんから学んだことを、皆様に還元させていただくのも大切な仕事だと心得ています。

 私が今この歳になって確信をもって言えることは、子どもに対してキツい接し方というのは全く必要ないということです。若いころは、「将来社会に出てしっかりとやっていけるようになる人間に育てるためには、子どもたちに対して厳しい接し方も必要だ」などと思っていたし、実際キツいことを言ったりやったりしたものですが、今考えると恥ずかしいことだったなと思います。

 最近は、ああ、この子はお家で結構キツいことを言われることがあるみたいだなというのは、一目で分かるようになりました。日常生活の上で特に問題を抱えているというわけではなく、むしろ「よい子」といっていいようなお子さんばかりですが、どこか目の奥におびえたような光があります。

 このようなお子さんは、成績を上げるために勉強をする以前に、まず心の「武装解除」をやってあげなければいけません。勉強をする際、このようなお子さんは問題を筋道に沿って考え、知っている知識・技術を使って解答を求めるというよりも、とにかくいかに大人に怒られないようにするかという方向にばかり動いてしまいます。だから「答えを出す」といっても思い付きでやってしまっていることが多く、いくら「勉強」しても学力が伸びるような経験になりにくく、成績も伸び悩む傾向があります。

 とにかく、子どもの今ある姿を全面的に受け入れることです。子どもを改良しようなどと思うべきではないし、その必要もありません。なぜなら、どのお子さんも現在あるままのところから成長することが可能だからです。

 子どもに対しては時にキツいことを言うことも必要などと思っていた私が、現在のような考え方に至りそれに確信を持てるようになったのには、一人の生徒の保護者の方の存在があります。この方についてはだいぶ以前の記事に書いたのですが、改めて皆さんにお読みいただきたく、下に再度掲載します。皆様のご参考になりましたら幸いです。

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子どもの偏差値を40上げたお母さんの言葉

現在国語道場では、中学生の定期テスト対策の指導と並行して、保護者の皆様との面談を実施しています。

それにつけても道場にお子様を通わせてくださる保護者の皆様には素晴らしい方が多く、私自身が日々学ばせて頂いております。道場の面談が、そうした素晴らしい保護者の皆様のお知恵を、私を通して共有して頂ける場になっていることを願っております。

そうした素晴らしい保護者の皆様の中でも、とりわけ印象に残っているお母様のお言葉を、今日は紹介させていただきたいと思います。

高校の合格発表の日、わざわざ教室までご報告に来てくださいまして、昔はこんなことがあったとか懐かしいお話をさせて頂いていた時のお言葉です。曰く、

「子どもには言いたいことの半分も言ってこなかったです」

今思い出してみましても、これほど端的に自らの子育ての要諦を言い表しうるものかと感動を覚えます。

あまり具体的に書くとどなたか特定されてしまうといけないので、かいつまんでご紹介します。

こちらのお母様のお子さんが小学生で初めて当方(当時は桜友進学会と称していました)に来られた時は、成績が悪かったのもそうなのですが、正直なんとも頼りないところがありました。 友達や先生からからかわれることがあったとも伺っております。

ご両親のお子さんへの対応は、当時の私には驚くべきものでした。

あまり具体的には書けませんが、とにかく子どもの自然現象に対する興味に寄り添っていらっしゃいました。これは、後にお子さんの理系科目の学習意欲、驚異的な成績アップに繋がっていきました。

私は当時から、年3回面談を実施していましたが、お母様は欠かすことなくお越しくださいました。

最初の頃は、まあなんとも残念な学習成績表を間にはさんでお話をさせて頂いていたのですが、お母様はどんなに成績が悪くても、絶対に子どもに対して怒ることがありませんでした。

本人が面談に飽きて、話をあまり聞いていないようなときでも、決して言葉を荒らげたりすることがありません。ひたすら前向きに、次はこれこれで頑張ってみようなどと、語りかけていらっしゃいました。

今だから言えるのですが、未熟だった私は、このような接し方は甘いのではないかと感じることもありました。もっと厳しく叱咤激励するほうが良いのではないかと思うこともあったものです。

しかし、お母様の対応こそが正しいことが、次第に明らかになっていきました。

年数が重なれば重なるほど、お子さんの成績が確実に少しずつ上がり続けていったのです。中学生になると、夏休みの自由研究では、彼の自然に対する関心にあふれた作品は、学校でも高い評価を得ていたようです。

最終的に、一番最初に塾で受けた実力テストの偏差値から実に+40ポイント。見事市内の進学校に合格しました。

高校合格の知らせを頂いた時は、自然に涙が溢れました。

入塾当初のことを思いますと、お母様には実におつらい時期もあったのではないかと想像します。しかし、そこで諦めず、常に前を向いていらっしゃいました。また、時に頼りなく怠惰に見えてしまうこともあったであろう我が子に対しても感情をコントロールして腹を立てず、粘り強く導き続けていらっしゃいました。

お母様の「言いたいことの半分も言ってこなかった」というお言葉に、子育てで本当に大切なことが込められていると思います。

このように、まず親が自分自身を律し、子どもを信じることの大切さを、私は目の当たりにすることが出来ました。何よりも私自身が成長させていただいたと、今でも感謝の念に堪えません。

ちょっとばかり思い通りにならないくらいでカッとなって、言いたいことを子どもにぶつけているようでは、本当に子どもの力を伸ばすことなど出来ない。まず、私自身が親として、日々子どもと接するにあたって自らの戒めとしています。



詳細を読む: https://www.kokugo.chiba.jp/news/%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e5%81%8f%e5%b7%ae%e5%80%a4%e3%82%9240%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%8b%e6%af%8d%e8%a6%aa%e3%81%ae%e8%a8%80%e8%91%89/

子どもの偏差値を40上げたお母さんの言葉

現在国語道場では、中学生の定期テスト対策の指導と並行して、保護者の皆様との面談を実施しています。

それにつけても道場にお子様を通わせてくださる保護者の皆様には素晴らしい方が多く、私自身が日々学ばせて頂いております。道場の面談が、そうした素晴らしい保護者の皆様のお知恵を、私を通して共有して頂ける場になっていることを願っております。

そうした素晴らしい保護者の皆様の中でも、とりわけ印象に残っているお母様のお言葉を、今日は紹介させていただきたいと思います。

高校の合格発表の日、わざわざ教室までご報告に来てくださいまして、昔はこんなことがあったとか懐かしいお話をさせて頂いていた時のお言葉です。曰く、

「子どもには言いたいことの半分も言ってこなかったです」

今思い出してみましても、これほど端的に自らの子育ての要諦を言い表しうるものかと感動を覚えます。

あまり具体的に書くとどなたか特定されてしまうといけないので、かいつまんでご紹介します。

こちらのお母様のお子さんが小学生で初めて当方(当時は桜友進学会と称していました)に来られた時は、成績が悪かったのもそうなのですが、正直なんとも頼りないところがありました。 友達や先生からからかわれることがあったとも伺っております。

ご両親のお子さんへの対応は、当時の私には驚くべきものでした。

あまり具体的には書けませんが、とにかく子どもの自然現象に対する興味に寄り添っていらっしゃいました。これは、後にお子さんの理系科目の学習意欲、驚異的な成績アップに繋がっていきました。

私は当時から、年3回面談を実施していましたが、お母様は欠かすことなくお越しくださいました。

最初の頃は、まあなんとも残念な学習成績表を間にはさんでお話をさせて頂いていたのですが、お母様はどんなに成績が悪くても、絶対に子どもに対して怒ることがありませんでした。

本人が面談に飽きて、話をあまり聞いていないようなときでも、決して言葉を荒らげたりすることがありません。ひたすら前向きに、次はこれこれで頑張ってみようなどと、語りかけていらっしゃいました。

今だから言えるのですが、未熟だった私は、このような接し方は甘いのではないかと感じることもありました。もっと厳しく叱咤激励するほうが良いのではないかと思うこともあったものです。

しかし、お母様の対応こそが正しいことが、次第に明らかになっていきました。

年数が重なれば重なるほど、お子さんの成績が確実に少しずつ上がり続けていったのです。中学生になると、夏休みの自由研究では、彼の自然に対する関心にあふれた作品は、学校でも高い評価を得ていたようです。

最終的に、一番最初に塾で受けた実力テストの偏差値から実に+40ポイント。見事市内の進学校に合格しました。

高校合格の知らせを頂いた時は、自然に涙が溢れました。

入塾当初のことを思いますと、お母様には実におつらい時期もあったのではないかと想像します。しかし、そこで諦めず、常に前を向いていらっしゃいました。また、時に頼りなく怠惰に見えてしまうこともあったであろう我が子に対しても感情をコントロールして腹を立てず、粘り強く導き続けていらっしゃいました。

お母様の「言いたいことの半分も言ってこなかった」というお言葉に、子育てで本当に大切なことが込められていると思います。

このように、まず親が自分自身を律し、子どもを信じることの大切さを、私は目の当たりにすることが出来ました。何よりも私自身が成長させていただいたと、今でも感謝の念に堪えません。

ちょっとばかり思い通りにならないくらいでカッとなって、言いたいことを子どもにぶつけているようでは、本当に子どもの力を伸ばすことなど出来ない



詳細を読む: https://www.kokugo.chiba.jp/news/%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e5%81%8f%e5%b7%ae%e5%80%a4%e3%82%9240%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%8b%e6%af%8d%e8%a6%aa%e3%81%ae%e8%a8%80%e8%91%89/

子どもの偏差値を40上げたお母さんの言葉(2014年11月3日)

現在国語道場では、中学生の定期テスト対策の指導と並行して、保護者の皆様との面談を実施しています。

それにつけても道場にお子様を通わせてくださる保護者の皆様には素晴らしい方が多く、私自身が日々学ばせて頂いております。道場の面談が、そうした素晴らしい保護者の皆様のお知恵を、私を通して共有して頂ける場になっていることを願っております。

そうした素晴らしい保護者の皆様の中でも、とりわけ印象に残っているお母様のお言葉を、今日は紹介させていただきたいと思います。

高校の合格発表の日、わざわざ教室までご報告に来てくださいまして、昔はこんなことがあったとか懐かしいお話をさせて頂いていた時のお言葉です。曰く、

「子どもには言いたいことの半分も言ってこなかったです」

今思い出してみましても、これほど端的に自らの子育ての要諦を言い表しうるものかと感動を覚えます。

あまり具体的に書くとどなたか特定されてしまうといけないので、かいつまんでご紹介します。

こちらのお母様のお子さんが小学生で初めて当方(当時は桜友進学会と称していました)に来られた時は、成績が悪かったのもそうなのですが、正直なんとも頼りないところがありました。 友達や先生からからかわれることがあったとも伺っております。

ご両親のお子さんへの対応は、当時の私には驚くべきものでした。

あまり具体的には書けませんが、とにかく子どもの自然現象に対する興味に寄り添っていらっしゃいました。これは、後にお子さんの理系科目の学習意欲、驚異的な成績アップに繋がっていきました。

私は当時から、年3回面談を実施していましたが、お母様は欠かすことなくお越しくださいました。

最初の頃は、まあなんとも残念な学習成績表を間にはさんでお話をさせて頂いていたのですが、お母様はどんなに成績が悪くても、絶対に子どもに対して怒ることがありませんでした。

本人が面談に飽きて、話をあまり聞いていないようなときでも、決して言葉を荒らげたりすることがありません。ひたすら前向きに、次はこれこれで頑張ってみようなどと、語りかけていらっしゃいました。

今だから言えるのですが、未熟だった私は、このような接し方は甘いのではないかと感じることもありました。もっと厳しく叱咤激励するほうが良いのではないかと思うこともあったものです。

しかし、お母様の対応こそが正しいことが、次第に明らかになっていきました。

年数が重なれば重なるほど、お子さんの成績が確実に少しずつ上がり続けていったのです。中学生になると、夏休みの自由研究では、彼の自然に対する関心にあふれた作品は、学校でも高い評価を得ていたようです。

最終的に、一番最初に塾で受けた実力テストの偏差値から実に+40ポイント。見事市内の進学校に合格しました。

高校合格の知らせを頂いた時は、自然に涙が溢れました。

入塾当初のことを思いますと、お母様には実におつらい時期もあったのではないかと想像します。しかし、そこで諦めず、常に前を向いていらっしゃいました。また、時に頼りなく怠惰に見えてしまうこともあったであろう我が子に対しても感情をコントロールして腹を立てず、粘り強く導き続けていらっしゃいました。

お母様の「言いたいことの半分も言ってこなかった」というお言葉に、子育てで本当に大切なことが込められていると思います。

このように、まず親が自分自身を律し、子どもを信じることの大切さを、私は目の当たりにすることが出来ました。何よりも私自身が成長させていただいたと、今でも感謝の念に堪えません。

ちょっとばかり思い通りにならないくらいでカッとなって、言いたいことを子どもにぶつけているようでは、本当に子どもの力を伸ばすことなど出来ない。まず、私自身が親として、日々子どもと接するにあたって自らの戒めとしています。

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