子どもの「悪い点」を指摘することを「親の務め」と思うべきではありません
2026年03月11日
定期テストの点数が、前回25点のところ今回は50点だった…
前回25点から今回50点になったということは、点数が2倍になった大きな成長です。まずは結果を責めるのではなく、「よく頑張ったね」「前よりできるようになったね」と、努力と伸びた部分をしっかり認めてあげましょう。そのうえで、何を工夫したら点数が上がったのかを一緒に振り返り、うまくいった勉強法を言葉にしてあげると、子どもは自信を持ちやすくなります。
同時に、まだできていないところは「ダメなところ」ではなく、これから伸ばせるポイントとして前向きに伝えます。「次はここを一緒に練習してみようか」「テストまでに何をするか決めてみよう」などと、具体的な小さな目標を親子で話し合うと効果的です。点数だけで一喜一憂せず、過程・努力・成長に目を向ける姿勢が、子どものやる気と自己肯定感を育てます。

親が気をつけたいのは、比較とプレッシャーです。「まだ50点か」「クラスの平均は?」などと他の子や理想像と比べる言葉は、子どもの意欲を下げてしまいます。前回の自分と比べてどう成長したかに焦点を当て、「前より〇〇ができるようになったね」と具体的にほめることが大切です。
また、テスト後は説教の時間ではなく、学び直しと次への作戦会議の時間にしましょう。間違えた問題を一緒に見直し、「どこでつまずいた?」「どうすれば次は解けそう?」と問いかけながら、子ども自身に考えさせると、主体的な学びにつながります。親は、完璧を求める監督ではなく、一緒に成長を喜び、支えるコーチのような立場で関わることを意識するとよいでしょう。


