お子さんを連れて、選挙には行きましょうね

2026年02月07日

国語道場のウェブサイトなんかをご覧くださっている方々には釈迦に説法かもしれませんが、明日の衆議院議員選挙には、期日前投票がお済みでなければ、必ず行きましょうね。もちろんお子さん連れで。こういうのこそが教育です。

私の両親は、二人とも高卒でさして優秀な学校に通っていたというわけでもありませんが、選挙というと必ず子どもだった私を投票所まで連れていったものでした。こういう経験が社会や世の中への関心をはぐくみます。

私が子どものころは子どもは投票所の外で待っていなければなりませんでしたが、今では投票所の中までお子さんと一緒に入れるようになっています。

逆に、選挙にも行かないような方が「子どもが社会科が苦手だ」なんって言っても、それは当たり前だとしか思われないですよね。

今回の私ですが、すでに二人の子どもたちは自身の投票権を持つ年齢ということもあり、明日の投票日は朝から定期テスト対策学習会「日曜道場」を実施しなければならないということもあり、一人で期日前投票を済ませております。

選挙といって思い出すのは、1997年の船橋市長選挙。私は当時船橋市民でした。

長く市長を務めていた大橋和夫さんが引退して、藤代孝七さんが初当選した時です。

近所の公民館に藤代さんが演説に来るというので、聞きに行きました。「少子化で、これからは学校に空き教室ができるから、老人用の施設を共有する」とか、なかなか面白いアイディアを披露していました。こういうアイディアのある人が市長になるといいだろうと思い、私はそのとき藤代さんに投票しました。

果たして藤代さんが当選して市長になったわけですが、なんといっても驚いたのは、彼が市長を務めた16年間、彼が演説で喋ったような政策を何一つ実行しなかったことです。

おかげさまというか、政治家がどういう人々なのかというのがよく分かったつもりでおります。とりあえずその場の雰囲気でウケそうなことをペラペラしゃべる人が多いようですね。ですので、彼らが何をしゃべるかというのは、あまり重要じゃないんだと思っております。

大切なのは、我々が必ず投票に行くこと。投票所には、世代別の有権者数とその投票数、投票率が掲示されています。つまり、どの年代の人が何人投票に来たかは、公に把握されているということです。

若い世代の投票率の低さがしばしば報道でもあげつらわれますが、問題はまさにそこ。投票率の低い世代は、政治家側からすればいないようなものです。つまり、その世代のためになることを考える必要性を感じてもらえなくなるということです。

最近のニュースで、高市早苗首相が、「食料安全保障は、食糧自給率100%を目指す」と言ったそうです。日本の限られた国土で、米だけではなくて小麦やら大豆やらトウモロコシやら、必要な食料をすべて自給する。そんなことどうやって実現するんでしょう。

安心してください。政治家さんが選挙演説で喋ったことの多くはその場の思い付きで、当選してもそんなことのほとんどを実行することはありません。ですから、我々は、彼らが何をしゃべったかをあまり気にする必要はありません。

とにかく重要なのは投票に行くこと。どの世代の人も、議員さんたちに対して我々のために仕事をするように考えさせることだと思います。