国語道場の千葉県公立高校入試問題演習会とは
22日の日曜日は、千葉県公立高校入試問題演習会の3回目でした。
千葉県公立高校入試問題演習会は、12月と1月の日曜日、公立高校入試の問題を一年度分ずつ本番の制限時間通りにまるまる解かせ、その場で採点して合否判定を出し、さらに見直し学習をさせるという学習会です。
まあ、狙い通りではあるんですが、参加者全員の得点は回を重ねるごとによくなっていきます。
入試問題はおおむね毎年似たような構成でできていますので、回を重ねれば、どの辺の問題で自分は点が取れそうだというのが見えてきますよね。そんなわけで要領がよくなる。初回は、国語の作文で時間配分を間違ってほとんど書けずに時間切れという生徒もいたんですが、今回は全員が書ききることができました。
ガチンコで過去問に当たることで日々の勉強姿勢も変わってきます。問題を解くときでも、これまでは何となくやり過ごしてしまったような事柄でも、「ああ、これはこの間出来なかった問題に出ていた内容だ」と気づくようになり、学習事項の印象度が違ってきます。そうして勉強の質がよくなります。
あと結構大事なのはスタミナ。大人の皆さんが「これから県立高校入試の過去問をやってもらいます」なんて言われたら、ほとんどの方は嫌ですよね。だって問題を解くだけで4時間20分やるんですよ。
入試には、知力だけじゃなくて体力も精神力も必要です。国語道場の入試問題演習会のような形で繰り返すことで、勉強のスタミナが付きます。続けるうちに、長時間のテストもどうということはないことに感じられるようになります。
今回は、第1回目の時と比べて50点以上も得点アップした生徒がいたり、これまでなかなか超えられなかった合格ラインを初めて超えられた生徒が出たりしました。50点超アップした生徒は以前同じ問題をやったことがあるのかなと思って聞いてみたんですが、間違いなく初見だったそうです。すごいことですね。自分で企画しているんですけれども(#^^#)
こうして毎週本番同様の形式でテスト練習することで、これほど得点が変わってくるんですから、逆にもしこういうことをやっていなかったら・・・と想像すると、恐ろしくなります。
次回29日は、入試問題演習会の最終回です。ここで国語道場の受験生全員が、志望校の合格最低ラインを超えることを目指します!