勉強の仕方を学び共有する「日曜道場」

2022年06月01日

先週、今週、来週と、西千葉地区公立中学校の第1回定期テスト・前期中間テスト対策学習会「日曜道場」を実施しています。

今週テストのある緑町中の生徒たちの中には、学校で渡されているワーク類を終了させている者もありました。こうなると、英単語や理科・社会の暗記事項の最終チェック、テスト形式による実践的なプリント学習での仕上げができるわけです。

ふだんの学習では、忘れてたことやうろ覚えのことは調べたり確認しながら問題を解くことができますが、テストではそうはいきません。実践的な形式で、身についていることだけを使う練習はできればやっておいた方がよいし、こういうことができることが塾に通うメリットだと思っています。テスト形式でやってみると、分かっているつもりのことが全然得点できなかったり、普段はやらないようなミスをしたりしてしまうものです。

日曜道場では、生徒によっては、朝から夕方までそれこそ6時間ほど勉強する者もいます。

午前中はそれほどでもなかったのに、夕方近くになると良解答を書けるようになってくる。1日集中して勉強することで、めきめき成長するということもあるものです。

先日、そんな中で、あえて学校のワークを自主的に進めたいという生徒もいました。

なんだ、まだ学校のワークごときも終わっていないのかと思ったらそうではない。もうそんなものはすでに一通り終わっている、もう一度繰り返したい、なぜなら前回そうしたら成績が良かったからだと言うのです。

大変素晴らしいですね。もちろん本人の希望通りにしてもらいました。

ちょうどみんなが勉強している前で、そのように言ってくれたこともありがたかったです。

轟町中の生徒たちは、テストが来週以降ですから、まだ学校のワークが終わっていないという子どもたちがほとんどでした。彼らの中には、テストの前の日までにそれが終わればいいという学習計画を立てているものもありました。

しかし、そんなので好成績を収められるはずはありませんね。学校のワークなんかをテスト前ぎりぎりまでに1回通したくらいで何が身につくというのでしょう。

実際に何度も繰り返しやったところ、いい成績をとることができたと言ってくれた生徒がいてくれたことで、テスト前までに1回やっておけばいいんじゃないのと思っていた子どもたちの刺激になったことでしょう。

それぞれやることは別々ですが、こうしてみんなで集まって勉強することで、共有できる学びがあるものだなあと思いました。やはり日曜道場はいいものです。