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勉強できる場所を見つけられた人が、勝利する

「高校入ってからも、たまに自習室使ってもいいですか?」

3月に、みごと第一志望の県立高校に合格した中3受験生が、突然こんなことを言ってきたので、驚いてしまいました。しかし、すぐにどういうことか理解できたので、

「ああ、いいよ。いつでも使いなよ。」

と、私は答えました。

彼は、小6の終わりから国語道場に通い始めた生徒でした。中2の頃は、少し反抗期を迎えて、講師の言うことを聞かないといったような紆余曲折は経ましたが、総じて熱心に道場に通ってくる生徒でした。

しかし、なかなか思うように成績が伸びない。結局、中3の12月のそっくりもぎでもイマイチの判定で、千葉学習塾協同組合で集計している合格最低点に、その時点で一度も到達したことがないという状況でした。

国語道場では、「過去問道場」といって、千葉県公立高校の過去の入試問題を使った学習会を毎年実施しています。今年は、12月と1月に2回ずつ実施しました。彼の「過去問道場」での成績は、12月の第1回目は、もう悲惨の極致。本人も、「絶対落ちるわ」と嘆いていました。

それから年末年始の冬期講習。そして1月の最後の県立そっくりもぎです。

果たして、彼の成績、突然ひゅっと伸びたんですね。模試の合否判定は、一気に上がってB判定。1月に行った「過去問道場」最終回の得点は、12月の最初の得点から60点以上上がっていました。

入試本番では、100%力が出し切れたわけではありませんでしたが、それでも余力があったためか、みごと合格。合格発表の当日は、奇跡の大逆転劇に、私も大いに感動してしまいました。

そのころから、彼は、冒頭に引用したように、「高校に行ってからも道場に自習に来ていいか?」ということを聞いてくるようになりました。これはつまり、自分の成功の秘訣がそこにあることがよく分かったからなんだと思います。

自分の現状の能力を上げて、ワンランク・ツーランク上の学校に入学できる力をつけるには、勉強の量が絶対的に必要です。それは当たり前のことですが、ではそれだけの量をこなす努力をしているのか、というと、ほとんどの人がやっていないだろうと思うわけですね。

学校から帰って、なんとなくぼーっと過ごしてしまう、ついついゲームばかりやってしまう、動画ばかり見ている…。そんなお悩みをよくお聞きします。

だったら、家にいなきゃいいじゃんと思いますよ。道場に送り出して、そこでその日にできるだけのことをやって、家ではのんびり過ごせばいいじゃないですか。それだけのことですよ。

彼は、自分で勉強を頑張れる場所を見つけられたんですね。そして、それを実行し続けただから成功したんです。

彼が本当に高校に通い始めてからも、道場に自習に来るかどうかは、正直よくわかりません。高校の新しい生活の中で、そんなに道場には来なくなるということもあると思います。でも、それはどうでもよいのです。彼は、勉強で成功する秘訣をつかみました。それは、勉強できる場所を見つけること、です。この経験が、これからの彼の人生で生きてくることでしょう。

家でのんべんだらりと過ごしてしまうのに、そこで勉強することに固執する必要ってあるんでしょうか?